-----STORY-----

 地球歴1999年、宇宙船のマシントラブルとエネルギー不足により、Dr.ファンクシッテルーの宇宙船は練馬に不時着した。メインコンピュータ、CB(Chocolate Brain)の故障によるトラブルだった。数年かかってCBの修理はできたが、エネルギー不足を解決することができなかった。


 宇宙船を再び動かすには、地球人がまだ発見していない、未知のエネルギー、「lSPowruoe」が大量に必要であった。「lSPowruoe」は、ファンクシッテルーの母性では人工的に量産できるエネルギーである。しかし地球には天然物のファンカロジーしか存在しない。なんとそれは生物の脳から生まれ、周囲の空間内に発生するインダハウスエナジーなのだ。ファンクシッテルーの研究によると、それは「人類がファンクに触れるとき」に発生し、さらに「ファンクに対する知識が深まったとき」に、もっとも多く発生することが分かった!


 ファンクシッテルーは、このエネルギーを地球の言葉で「ファンカロジー(Funkalogy)」と命名することにした。CBは範囲指定をすれば好きな範囲で空間内のファンカロジーを集めることができる。ファンクシッテルーは設定値を最大にして、惑星じゅうのファンカロジーを集めることにした。かつてはファンカロジーが惑星じゅうにあったが、いまは地球のファンカロジーが減ってしまっている。


 そこでファンクシッテルーは助手となる3体のロボットを作り、地球のファンカロジーを増大させる計画をスタートさせた!


・中型の人型ギターマシン Motty

・大型のベースマシン Em-Chang

・大型のドラムマシン Taa-Kung


 これらと自分をKINZTOと名付け、ファンカロジーのマークと同じ形、三角形をモチーフにしてバンドを結成した。


 そしてファンカロジーがもっとも発生する条件、「ファンクに対する知識が深まったとき」を満たすために、「ファンクの歴史」という書籍を出版した。


 いつか母星に帰れる日を夢見て…すすめ!ゆけ!Dr.ファンクシッテルー!



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